USBワンセグチューナーGV-SC310とiPhone3GSでワンセグ視聴

I・O DATAのUSBワンセグチューナーGV-SC310と付属のソフトSEG CLIPで録画したTV番組がiPhoneに簡単にコピーできるということで、試してみました。

I-O DATA 高感度USB接続ワンセグチューナー「SEG CLIP」 GV-SC310

ワンセグチューナーはデスクトップ直付けだと感度が悪いし、ロッドアンテナより外付けアンテナの方が感度がいいだろうと思ったので、付属のUSB延長ケーブルと外付けアンテナをつなぐことにしました。
ここで困ったのは最初ついていたロッドアンテナがなかなかはずれなかったこと。
付属の説明書には「アンテナがはずれたときはゆっくりと回しながら奥まで差し込む」と書いてあるので、その逆をすればいいのだろうと想像できましたが、「回すってどっち向き？」
どちらに回しても緩んでくる気配がないし、引っ張っても抜けません。
サポートに電話してみても長距離で有料だし、いつまで待たされるかわからなかったので諦め、
結局、ねじりながら引っ張って抜くことができました。

でも、つまずいたのはここだけ。
後は、いたって簡単、スムーズでした。
チューナーをUSBにつなぐ前に、付属のCD-ROMでドライバーとSEG CLIPをPCにインストール。
SEG CLIPをショートカットから起動すると、チャンネルは自動でスキャンしてくれます。
地方を選んで設定することもできます。
これがPCの画面。


TV画面だけにして100％、200％、全画面表示にすることもできます。
（全画面表示は画像が粗くなりますが）

録画予約は右に出ている番組名をダブルクリックすると録画予約設定画面が出ますので、確認して「予約」ボタンをクリックするだけ。
テレビ天国などのサイトのiEPGから予約設定をすることもできます。
この場合も確認画面が出るので、他のPCや携帯からリモートではできないようですが。

静止画キャプチャーや画質調整などもできて、PCのワンセグ視聴用のだいたいの機能は揃っているのではないでしょうか。

これの優れているのはiPhoneへの転送の簡単なところ。
チューナーをつないだPCと同じLAN内の無線APにiPhoneをWiFiでつなぐと、Appstoreから購入した無料のTV Playerを使って、PCに保存したTV番組を変換してiPhoneに転送することができます。
これが高速。
PCが起動していれば、iPhoneの操作だけでできますし。
見るのはオフラインでできるのでiPod touchでもOK。
こんな感じ。

画面内の字幕もなんとか読めるレベルです。
フルセグからの変換の方がきれいかもしれませんが、時間がかかりますし、PCの能力もそれなりに必要になるので、PCでのながら見やモバイル用にはこれで十分な気がします。
PC用のTVチューナーは持っていなかったし、一石二鳥って感じです。

追記；外付けアンテナでも時々画像や音声が乱れるので、自宅の地デジのアンテナケーブルにつないで受信しています。
PCを休止やスタンバイ状態にして留守録する場合は、ログオン画面で止まらないように、コントロールパネルのユーザーアカウントのログオン設定で「ようこそ画面を表示する」のみチェックを入れるとうまくいきました。（XPの場合）

PSPや著作権保護機能のあるカードリーダーを使えば携帯電話でも録画を見ることができます。
PSPはマジックゲート対応のメモリースティック Pro Duoが必要。
携帯電話は単独でワンセグ録画のできる機種も多いですからあまり需要ないかもしれませんが。