ソフトバンクの春携帯

携帯の春モデルが各社発表になりましたが、今回のソフトバンクは機種的には目新しいものはなかったですね。
携帯初のWワンセグ、W録画のできる932SHも、凄いのかもしれないけど、インパクト弱いです。
それよりサイクロイド式のアクオス携帯だけど、2つ折でデザインが段差のないすっきりしたものになっている所の方がポイント高いかもしれません。
931SHでいまひとつだったカメラ機能とスピーカーがよくなっているのが羨ましいです。
でも931SHを見た時のような感動は932SHにはなかったです。
こんな解説もされていますが→春モデルと“MVNO”に見るソフトバンクモバイルの息切れ感 - 日経トレンディネット
私はそこまで酷い状況でもないと思っています。


夏のiPhone、秋冬のTOUCHシリーズ、これに続いて何が出ることを期待していたのでしょう。
ノキアの撤退でE71が出なかったので空白ができてしまいましたが、ソフトバンクがこの1年に発売した端末を見渡すと、この辺で小休止というか端末に投資するのでなく、コンテンツを充実させるのに投資してもいい頃じゃないかと思うのです。
春携帯が出ることで、今までいいと思っても高額で手の出なかった端末も少し買いやすい値段になってくるでしょうし、コンテンツが充実してくれば手持ちの携帯でも新たな利用ができるかもしれません。
2年縛りで買う人が多くなっていますから、そうそう新しい魅力的な端末を発売されても、買ったことを後悔させられるだけです。
今、世間は不況だし、資源に限界もあるし、端末を長く使えるように、着せ替え携帯にしたり、iPhoneスマートフォンのようにアプリを入れ替えして使ったり出来るものを売るという方向は間違っていないと思うのです。


イーモバイルとの協業も、通話定額を維持しながらPC通信も定額でできるようにしてネットブックの利用者を取り込み、少ない投資で利益を上げたいということなら納得できる流れです。
どこの企業も今、いかに経費や投資を少なくして利益を上げるかという時代です。
携帯業界だって例外ではないでしょう。
今、自分が持っている携帯で何か新しいことができるっていう方がユーザーだって有難いと思います。
931SHユーザーとしては、モバイルウィジェット対応の機種も増えることですし、もっと使えるウィジェットを増やして欲しいです。