クリエ発売4周年に思う

最初のクリエが発売された頃、私はまだPC初心者で、クリエの存在さえ知りませんでした。自分専用のPCを買ったのは知り合いのHPの掲示板を読んだり、書き込みがしたいというのが動機でした。
初めてPDAらしきものを手にしたのは2年位前でしょうか。あのポケットポストペット(ポポペ)でした。携帯はauだったので、ポポペは通信には使えないと知っていたのですが、外観のかわいさに興味を持ったので、いろいろネットで検索しているうちに、それがWindowsCEとして使えるということを知り、ここここなどを参考にいろいろカスタマイズして楽しみました。今でも家計簿はこれでつけています。
そのうち、通信もしたくなりau対応のトリコメールを手に入れたのですが、文字入力とか操作性に制限があり、物足りなく感じていました。
そうしているうちに、1年ほど前、クリエの存在をどこかのサイトで知り、MP3プレイヤーとしても使えることから購入したのが、N750Cでした。私にとっては「カラー液晶でスケジュール管理とゲームができる手頃な大きさのMP3プレーヤー」という位置付けで、オークションで中古が1万円台で手に入れられたので満足でした。
買ってから、電子書籍を読んだり、辞書に使ったり、動画を見たり、幅広く使えることで楽しみが広がりました。小さいカバンでも苦労なく持ち運べ、どこへでも連れて行ける、持っているだけで楽しいそんな存在なんですね。
それなのに、一般にはあまり普及どころか存在も知られていない。多分、広告とかドラマとかで一般の人の目に触れることがないというのが大きいと思います。わざとそういうところにお金をかけないで、マニアックな存在にしているように感じます。だから却って、人とちょっと違う部分を持っていたい・・そんな欲求を満たしてくれる面もありますが。
私は抵抗なくPalmの世界に入ってきましたが、マニアではないと思います。使い方は音楽や映像中心だし。
Palmに関してはネット上で検索すればいろいろな情報が得られるし、コミュニケーションも盛ん、フリーで役立つソフトも多いということで、PDAの中でもこれを選択してよかったと思っています。