X02HT+iPad
ずいぶん前にWMWifiRouterを使ってX02HTとPCを繋ぐ実験はやっていたのですが、
X02HTのWi-Fiが繋がりにくくなり、少しの時間でも熱くなってしまうので、実用はしていませんでした。
こちらの記事→2009-05-04 - gameとCLIEとX02HTとW-ZERO3と
今回は黒SIMの入ったX02HTで試してみました。
WMWifiRouterは最新の2.0を使いましたが、繋がるまで苦労しました。
フリーズしたり、画面が真っ暗になってボタンが効かなくなったり・・
何度バッテリーの入れ替えをしたことか。
ハードリセットも2回くらいしましたし。
そうこうしているうちにつながりました!
iPadとiPhoneで確認できました。
これでiPad Wi-Fiも持ち出せそうです。
関係あるかどうかわかりませんが、WMWifiRouterはcabからインストールして、設定でバッテリーは「性能重視」に変えたら繋がったようです。
WM6.1以上はインターネット共有のアプリが標準で入っているみたいなので、ICSInstall.CABのインストールは不要なようです。
でもインターネット共有のアプリだけでつないでしまうと、モデムとして使用したことになるようです。
X02HTの余生は黒SIMと・・・
IS02の購入にあたり、softbankのプリモバをMNPしたので、X02HTが時限爆弾を抱えることになりました。
X02HTは1ヶ月に1回程有効なSIMでネットワーク調整してやらないと、緊急電話しかできなくなるのです。
その役目をプリモバのSIMに託していました。
(ハードリセットすればまた使えるようにはなるのですが。)
それで、X02HTをどうするか考えながらネットオークションとか見ていたら、X02HTがSIMロック解除できるという情報を発見。
ロック解除コードは17.5ユーロで簡単に手に入るのですが、その前に、ROM焼きが必要ということで、やったことがない私には敷居が高かったんですが・・・。
ROM焼き→SIMロック解除→iPhone 3GSの黒SIMを共有→X02HTをWi-Fiルーター化→iPhone1台分のパケット定額でiPadもX02HTもIS02もPCも通信できる?
X02HTは時限爆弾も解除され、Windows Mobile6.0から6.1にアップ、海外SIMもドコモSIMも使おうと思えば使えるって状態になるというおまけ付き。
iPhoneの脱獄でも同じようなことができますが、iPhoneは脱獄するにも維持するにもOSバージョンを制限され、リスクの割りにメリットが私にとっては少ないと思うので、このままでは殆んど使い道のないX02HTのSIMロック解除をする方が良いと思ったのでした。
さて、何とか試行錯誤の結果、黒SIMでネットとMMSはできるところまでたどり着けました。
定額になっているかは明日のお楽しみ・・・。
X02HTのバッテリー
もう購入して1年半を過ぎたX02HTですが、少し通信を多めにすると一日バッテリーがもたなくなってきました。
iPod touchでも携帯でも使える外部バッテリーも買ってあるのですが、ちょっと重いし、充電中は紐付きになるので、バッテリー自体を買い増すことにしました。
デカバは分厚くなるし、裏蓋ホワイトがなさそうだし、約1万円と高い。
もう2ヶ月もするとポイントで標準の純正バッテリーと交換できそうなので、今回は安いROWA JAPANのX02HT、X03HT互換のを買ってみました。
X02HTが発売されてからまもなく2年。
あれからスマフォも色々出たし、もう旧機種ですね。
アクセサリー類も少なくなっています。
今後も使い続けるつもりなら今のうちに買っておいた方がいいかなとも思って、充電器も、クレードルを兼ねてバッテリー単独でも充電できるタイプをポケゲさんで買いました。
これで予備電池も充電して一緒に持ち歩けば、継ぎ足し充電をしなくて済むかなってことで。
注;今見たらポケゲさんは売り切れになっています。
PDA工房には同様の商品がまだあるようです
USBクレードル for SoftBank X02HT(2nd電池充電対応)
中国製のROWAバッテリーですが、最初は3時間くらいで満充電になって、問題なく使用できています。
使用し始めるとすぐに減っていくように見えましたが、バッテリーの表示が1本になってもパワーマネージメントで見ると40%も残っています。
携帯電話では3本表示が長くて、2本になったと思うとすぐ1本になり、そうなったらほとんどもたないというのとは逆の感覚です。
Clieの時は、バッテリーが完全になくなると、本体のデータも消えてしまうという仕様だったので、(PCとの同期で以前同期した時の状態には戻りますが)バッテリーをゼロにするということは恐怖でもありましたが、Windows Mobileはその心配はありません。
完全になくなっても電源が切れるだけなので、充電するか新しいバッテリーを入れて電源を入れなおせば、保存したデータはそのまま使えます。
(携帯電話が普及した今では当たり前の感覚ですが)
それにClieはバッテリーも簡単に入れ替えできません。
Windows Mobileに比べるとClieに入っているPalmはサクサクでよかったという感想も以前はよく聞かれましたが、
バッテリーに関してはこんな風ですから、Clieには戻れませんね。
X02HTでWMWifiRouter
WMWifiRouterの最新版1.35がX02HTでも使用できました。
X02HTにはICSInstall.CABを先にインストールしておきます。
WMWifiRouterの設定はこちら↓
2009-04-24
embのかわりにsoftbankを選びます。
起動画面で、3G→WiFiを選ぶとwifiで、3G→USBを選ぶとUSBで接続できます。
WifiはiPod touchで試してみました。
先にWMWifiRouterを起動して、準備完了まで待ちます。
touchの設定でWifiをONにすると、Wifirouterで設定したSSIDが見えますので、
それを選択して、必要なら暗号化したパスを入力します。
これで、touchもいつでもネット接続できるようになりました。
USB接続の方はXPのノートPCで試してみました。
USBで接続すると、ActiveSyncがPCに起動して同期しようとしますが、
無視してWMWifiRouterを起動して3G→USBを選ぶとActiveSyncの方は「接続していません」に変わります。
PCのコントロールパネルのネットワークとインターネット接続のネットワーク接続を開いてみると、
新しい「ローカルエリア接続」ができています。
右クリックして状態をみると、受信と送信に数値が出ています。
これが確認できたら、ネット接続できています。
他の常時接続があると、こちらでは接続できないみたいです。
繋がる時は、PC側は何も設定しなくても繋がります。
新しいWMWifiRouterは他にも3G→青歯という接続もできるみたいですので、
場合によってこれ一つで切り替えて接続できるのが便利です。
ただ、WiFiを使う場合はX02HTはバッテリーの消費が早いですし、熱を持ってくるので、あまり長時間は使用できないです。
WMWifiRouterを起動してWifiX02HTはカバンの中で長時間待機させるという使い方は危険かもしれません。
一旦接続すると安定しているように見えますが、慣れないとなかなか繋がってくれませんでしたし。
暗号化もWEPのみですので、あまり安全とはいえません。
softbankの回線にあまり負担をかけないためにも非常用と考えた方がよさそうです。
追記;3G→Bluetoothも繋がりました。
EeePC S101で確認。
お互いにBTを起動してペアリングの設定をしてからWMWifiRouterを起動して3G→Bluetoothを選択するだけです。
再構築、接続関係覚書(wasabiは携帯用接続、IEはwifiまたはソフトバンクパケット定額フル対応接続のはず)
あくまで私の場合の設定ということで。
再構築後、定額対応になっているかはまだ未確認。
本日時点での接続確認済み。今後は変わる可能性あり。
「WAPネットワーク」は「社内ネットワーク」の方がいいかもしれません。
GPRS→VFJPWAP(追加)
接続先:WAPネットワーク
アクセスポイント:mailwebservice.softbank.ne.jp
ユーザー名:softbank
パスワード;*************
プライマリDNS:0.0.0.0
セカンダリDNS:0.0.0.0
IPアドレス:空白
プロキシ→vjpproxy(追加)
接続元:WAPネットワーク
接続先:インターネット
プロキシ:sbwapproxy.softbank.ne.jp:8080
種類:HTTP
ユーザー名:softbank
パスワード
*****
プロキシ→メニュー→詳細設定
インターネット接続:Softbank
社内ネットワークの接続:自動
WAP接続:VFJPWAP
セキュリティで保護されたWAP接続:自動
wasabiの設定(V2.01 wasabiを起動して)
メニュー→ツール→ブラウザ設定
ホームページ:http://pti/menu/
ブックマークフォルダ:\Windows\Favorites
ケータイモードのユーザーエージェント:Softbank 708SC
メニュー→ツール→接続設定
ケータイモードの接続先:WAPネットワーク
PCモードの接続先:インターネット
IEの設定
ホームページ:file://\mypage.html
ツール→オプション
接続;自動
ワイヤレスLANの設定
ネットワーク名:********
ネットワークの種類:インターネット
これは非表示のネットワークです→チェック
認証:WPA-PSK
データ暗号化:AES
ネットワークキー:**********
キーインデックス:1
IEE802・・・を使用→チェック
EAPの種類:スマートカードまたは証明書
HOMEのプラグイン入れ替えを簡単に
↓こちらの解説にあるV2R Home Screen Editerを導入してみました。
witaru-blog: X02HTでHome Screen Editer
インストールされているHOMEの好みのプラグインを好みの順番に入れ替えて表示できるようです。
xmlを自分で書き換えなくてよいので簡単です。
PDA版今日の治療薬2008 その後
先日こちら⇒PDA版今日の治療薬2008 - gameとCLIEとX02HTとW-ZERO3と で書きましたが、
お試し期間が終わり、レジスト、X02HTでするかClie(TH55)でするか迷いました。
結局、X02HTの方を選んだのですが、決め手は
- X02HTだと持ち物が減らせる
携帯+TH55でもよいのですが、911Tが職場では圏外になってしまうので、X02HTが必須。
X02HTでレジストしておけば、職場へはこの1台の持込で済みます。
辞書として仕事中も手元に置いておけば、着信などにも対応しやすいです。
病院の中とかだと、携帯は電波オフにしなければいけないので、W-ZERO3シリーズでのレジストがいいと思います。
私の職場は携帯OKですのでX02HTも使えます。
- TH55の液晶が暗い
液晶の大きさはTH55の方が大きいのですが、バックライトが暗いのと、貼ってあるBliliantシートのせいで蛍光灯が反射して見難いのです。
- TH55のスクロールがしにくい
TH55はジョグダイヤルや方向キーが前面にないので、机に置いた状態でスクロールする時はスタイラスですることになります。
爪先ですることもできるのですが、反応が早すぎて、読みながらスクロールというのがしにくいのです。
- 机においたままでX02HTのキー入力が意外としやすかった
TH55の方が手書き入力ができて入力しやすいと思ったのですが、X02HTのQWERTYキーでの入力も慣れてきたせいか、不自由と感じなかったです。
片手で扱えるので、電車の中で、勉強に使うこともできます。
- wizpyが音楽プレイヤーとして意外と使いやすかった
TH55は音がいいので音楽プレイヤーとして持ち歩きをしていたのですが、wizpyも意外と音がよく、小型でポケットにも入れられ、音楽のON OFFも簡単にできるので、音楽鑑賞用はこちらでいいかなと。
- X02HTの今日の治療薬は最初の起動に時間がかかるが一旦起動しておけば、タスク切り替えですぐ使える
今日の治療薬をTH55使用の目的にしようと思いましたが、結局、持ち物を減らす方向に。
PIMもわざわざPDAを持ち歩くほどではないのでした。
X02HT+wizpyなら120g+50gで合計170g。W-ZERO3[es]1台175gとほぼ同じなので、2つでも苦になりません。
X02HTでも音楽は聞けるのですが、BTで聞いてると、文字入力が遅くなったりするし、それでなくても圏外と圏内の入れ替わる路線ではメールの送信も失敗することが多いので、できるだけ通勤時のX02HTの負担を少なくするため、音楽だけは別の機器にしたいとTH55をそれに当てていたのですが、wazpyの軽さには勝てませんでした。